別れ話を切り出したとき、相手が半狂乱になれば、対応に困ります。
たとえば、刃物を向けてきたり、自分の手首を切ろうとしたり、薬を大量に服用しようとしたりなどです。
恐ろしい話ですが、別れ話では実際にあり得るケース。
命に危険が及ぶ状況になれば、決意の固い別れ話であっても動揺するでしょう。
一般的に別れ話を切り出せば、情に流されず、貫くことが大切です。
情に流された復縁は、なかなかよい結果を生みません。
決意の固い別れ話なら、相手が泣きながら引き止めてきても、意志を貫くほうが賢明です。
ただし、半狂乱になったときは例外です。
命が関係していますから、この場合はいったん別れを取り下げます。
では、別れを諦めるのかというと、そうではありません。
命が関係していることは、自分だけで解決しようとしないこと。
2回目の別れ話のときには、第3者の立ち会いの上で切り出すようにします。
非常事態のときには助けてくれ、時には証言者にもなってくれます。
自分だけで問題解決が難しいときは、素直に人の協力を求めるのが正解です。
場合によっては、複数名を待機させておくのも方法です。
少し手荒な方法になりますが、命が関わる状況では、人の協力を素直に頼ったほうがいいでしょう。