恋人となかなか会えない状況になると、寂しく感じて、愛に触れたい欲求が出てくるでしょう。
「もっと愛してほしい」と思ったり「きちんと愛情表現をしてほしい」と願ったりなどです。
たしかに恋人に会えなければ、愛への欲求が強くなるのも自然です。
ただし、欲しがるのはいいのですが、欲しがるだけになるのはいけません。
愛が欲しがるだけになると、遠距離恋愛は破局に向かうでしょう。
受け身の状態になるからです。
受け身で愛を欲しがるだけでは「なぜ連絡をくれないの?」という説教が増えます。
「本当に愛しているの?」という疑いの言葉も増えるでしょう。
それは、恋人を追い詰めることになります。
愛を欲しがるだけのわがままな人になってしまい、恋人も対応に困るはずです。
愛が欲しがるだけでは、遠距離恋愛に限らず、どんな恋愛もうまくいきません。
では、どうすればいいか。
もっと愛を伝えようとすればいいのです。
欲しがる気持ちはしばらく忘れ、愛を伝えたい気持ちに集中しましょう。
愛を伝えようと考えながら電話やメールをすると、ふさわしい言葉や態度が自然と出てきます。
手紙や贈り物など、形がなければ愛を表現できないと思うのは誤解です。
言葉・気遣い・思いやりなど、形はなくても、愛は伝えられます。
むしろ恋愛では、形のないもののほうが重要です。
有形・無形を問わず、きちんと愛を表現して伝え続けていれば、必ず恋人に伝わります。
恋人もその愛に応えて、良好な恋人関係が維持できます。