執筆者:水口貴博

仕事を円満に辞める30の方法

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最後だからとはいえ、送別会で羽目を外しすぎない。

最後だからとはいえ、送別会で羽目を外しすぎない。 | 仕事を円満に辞める30の方法

退職日前後に行われるのが、送別会です。

省かれることもありますが、労をねぎらって、幹事が送別会を開いてくれることが多いでしょう。

主役なら、断るわけにもいきませんね。

みんなで飲み食いしながら、仕事の思い出話をして、最後のひとときを楽しむといいでしょう。

さて、この送別会で気をつけたいことがあります。

羽目を外した言動です。

送別会では「もう最後だから、すべてさらけ出してしまおう」と考えやすい。

お別れの解放感と酔った勢いのせいで、大胆な発言をしやすいのです。

「最後だから言いますけど~」

「前から思っていたんですが~」

最後だからとはいえ、露骨な発言をすれば、上司や同僚を驚かせたり傷つけたりするでしょう。

酔った勢いであっても、失礼な言動には注意です。

せっかくの送別会の雰囲気が険悪になり、別れ際の印象が悪くなります。

また、ひどく悪酔いすると、理性を失った行動に発展することもあります。

酔った勢いで、上司や同僚に乱暴でも働けば大変です。

送別会で事件を起こすと、退職や転職に悪影響が及ぶことがあります。

刑事事件にでもなれば、転職先の内定取り消しもあり得ます。

最後だから、すべてをさらけ出すのではありません。

最後だからこそ、最後まで気をつけるのが大人です。

送別会で楽しむのはいいのですが、適度の範囲を心がけましょう。

仕事を円満に辞める方法(26)
  • 送別会で、羽目を外しすぎないように注意する。
退職のスピーチでは、何を話せばいいのか。

仕事を円満に辞める30の方法

  1. 一般的な退職スケジュール。
  2. 家族に無断で退職を強行するのは危険。
  3. 退職時期を決める判断は、退職金も参考にする。
  4. 働きながら転職活動をするのがいい。
  5. 退職を避けるべき第一の時期は、繁忙期。
  6. 上司を納得させる退職理由のポイント。
    「ポジティブな根拠」と「強い意志」。
  7. 上司が退職を聞き入れてくれないときの対応策。
  8. 退職が決まれば、遅刻や無断欠勤をしていいわけではない。
  9. 上司の都合と転職先の都合は、どちらを優先させればいいのか。
  10. 後任者が決まるまで、退職を保留にするときの注意点。
  11. スケジュールを立てるのも、引き継ぎの一部。
  12. 後任者がいないのは、自分のせいではない。
  13. 引き継ぎが終わって、することがなくなったとき。
  14. 折を見て、退職の進行状況を転職先に連絡しよう。
  15. 外野からのやじの対処法。
  16. 取引先には、後任者の紹介の仕方が重要。
  17. 会社の所有物は、何であれ、持ち帰らない。
  18. 一度受理された退職願は、取り下げることができるのか。
  19. 処分は必要でも、処分のしすぎには要注意。
  20. 退職で判断が難しい場面の考え方とは。
  21. 退職日まで有給休暇を消化する場合でも、退職日くらいは挨拶をしたい。
  22. 退職の挨拶は、足りないことはあっても、しすぎることはない。
  23. 退職では、できれば贈り物をする。
  24. 退職時には、取引先の名刺も返却対象。
  25. 会社から受け取るもので気をつけたい食い違い。
  26. 最後だからとはいえ、送別会で羽目を外しすぎない。
  27. 退職のスピーチでは、何を話せばいいのか。
  28. 退職後に、返却し忘れたものに気づいたとき。
  29. 退職後、前の職場の悪口は言わない。
  30. 退職後も、前職の人たちと定期的に連絡を取る。

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