退職では、判断が難しい場面があります。
たとえば、取引先に退職の挨拶をするときです。
重要な取引先には、退職の挨拶をして当然ですが、関係が薄い取引先には、挨拶すべきか迷うところでしょう。
「わざわざ挨拶するほどではない」と思ってしまいます。
退職で整理整頓の際には不要なものを処分するわけですが、処分すべきか判断が迷う書類もあるでしょう。
「重要書類をうっかり処分してしまうと、大変なことになる」と心配になります。
さて、こんなとき、どうしますか。
基本的にすべて、丁寧な選択を選べば間違いありません。
関係が薄い取引先でも、お礼をする分には無駄にならないでしょう。
退職の挨拶がきっかけでやりとりが再開して、重要な取引先に発展する可能性があります。
処分すべきか迷うものがあれば、残しておくのが無難です。
破棄やシュレッダーをした後では、間に合いません。
念のため残しておくほうが、取り返しのつかない失敗は避けられます。
最終的に判断が難しいものだけ、上司に相談です。
上司には少し手間をかけますが、大きなトラブルは確実に避けられます。
ただし、上司に相談するなら、1つずつ相談するのはよくありません。
相談内容をわかりやすくまとめて、相談回数を減らす工夫をしましょう。