執筆者:水口貴博

仕事を円満に辞める30の方法

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一般的な退職スケジュール。

一般的な退職スケジュール。 | 仕事を円満に辞める30の方法

(数カ月前)家族への相談、お金の準備、転職活動

退職や転職は、生活と人生に深くかかわる問題です。

事前に家族とよく相談して、了承を得ておきましょう。

貯蓄は、不測の事態に備え、半年分があると安心です。

転職活動は、通常業務と並行しながら進めます。

退職の具体的な規則については、会社の就業規則をよく確認しておきましょう。

一般的には、再就職が決まってから退職を切り出すのが賢明です。

(2カ月前)退職の意思表示

直属の上司に退職の意思表示をします。

最初から退職願を提出するのではなく、まず相談から始めるのが適切です。

上司と退職の話し合いを進めていることは、周囲に気づかれないよう注意しましょう。

(1カ月半前)退職願の提出

上司との話し合いを繰り返して、退職日が決まれば、退職願を提出します。

退職願は、会社が指定する書類形式がある場合は、そちらを利用しましょう。

(1カ月前)引き継ぎ

退職願が受理されれば、その後、引き継ぎを行います。

引き継ぎのスケジュールをきちんと立てて、後任者に引き継いでいきます。

早く引き継ぐことより、確実に引き継ぐことが大切です。

(10日前)
取引先への挨拶回り、挨拶状の手配

10日前になれば、取引先へ挨拶回りに向かいます。

後任者がいれば、同伴させて、紹介しましょう。

取引先の都合で直接会えない場合は、挨拶状を作成します。

挨拶状には、きちんと後任者の名前を紹介しておきます。

自分宛ての郵便物があれば、後任者や部署など、送付先を変更しておきましょう。

会社に返却するものがあれば、コピーを取ってから返却します。

退職に必要な手続きや書類作成があれば、漏れなく対応しておきます。

いらないものは、少しずつ処分していきましょう。

(退職日当日)

会社から借りているものをすべて返却します。

会社から受け取るものは、事前にチェックリストを作成して、きちんと確認しておきましょう。

上司や同僚に最後の挨拶をして、職場を後にします。

送別会がある場合は、羽目を外しすぎないように要注意です。

(退職後)

源泉徴収票・離職票は、退職してから受け取ります。

必要書類を受け取れば、退職後に必要な手続きをすみやかに行いましょう。

仕事を円満に辞める方法(1)
  • 退職のスケジュールを把握しておこう。
家族に無断で退職を強行するのは危険。

仕事を円満に辞める30の方法

  1. 一般的な退職スケジュール。
  2. 家族に無断で退職を強行するのは危険。
  3. 退職時期を決める判断は、退職金も参考にする。
  4. 働きながら転職活動をするのがいい。
  5. 退職を避けるべき第一の時期は、繁忙期。
  6. 上司を納得させる退職理由のポイント。
    「ポジティブな根拠」と「強い意志」。
  7. 上司が退職を聞き入れてくれないときの対応策。
  8. 退職が決まれば、遅刻や無断欠勤をしていいわけではない。
  9. 上司の都合と転職先の都合は、どちらを優先させればいいのか。
  10. 後任者が決まるまで、退職を保留にするときの注意点。
  11. スケジュールを立てるのも、引き継ぎの一部。
  12. 後任者がいないのは、自分のせいではない。
  13. 引き継ぎが終わって、することがなくなったとき。
  14. 折を見て、退職の進行状況を転職先に連絡しよう。
  15. 外野からのやじの対処法。
  16. 取引先には、後任者の紹介の仕方が重要。
  17. 会社の所有物は、何であれ、持ち帰らない。
  18. 一度受理された退職願は、取り下げることができるのか。
  19. 処分は必要でも、処分のしすぎには要注意。
  20. 退職で判断が難しい場面の考え方とは。
  21. 退職日まで有給休暇を消化する場合でも、退職日くらいは挨拶をしたい。
  22. 退職の挨拶は、足りないことはあっても、しすぎることはない。
  23. 退職では、できれば贈り物をする。
  24. 退職時には、取引先の名刺も返却対象。
  25. 会社から受け取るもので気をつけたい食い違い。
  26. 最後だからとはいえ、送別会で羽目を外しすぎない。
  27. 退職のスピーチでは、何を話せばいいのか。
  28. 退職後に、返却し忘れたものに気づいたとき。
  29. 退職後、前の職場の悪口は言わない。
  30. 退職後も、前職の人たちと定期的に連絡を取る。

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