執筆者:水口貴博

仕事を円満に辞める30の方法

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取引先には、後任者の紹介の仕方が重要。

取引先には、後任者の紹介の仕方が重要。 | 仕事を円満に辞める30の方法

退職10日前後になれば、取引先に退職の挨拶をしに行きます。

このとき、後任者がいれば同伴させ、後任者の紹介も行いましょう。

さて、取引先には、後任者の紹介の仕方が重要です。

取引先に後任者を紹介するときには、次の一言を添えて紹介するといいでしょう。

「私より頼りになる人材です」という一言です。

取引先の心理として、担当者が別の人に代わると、やはり不安があるでしょう。

「きちんと仕事をしてくれる人だろうか。新しい担当者とうまく付き合っていけるだろうか」と思うに違いありません。

そこで「私より頼りになる人材です」という一言を添えて紹介すれば、取引先の不安を軽くできます。

後任者にはプレッシャーになる一言ですが、取引先にとっては、安心できる紹介です。

そのほか、後任者に素晴らしい点があれば、一緒に紹介するといいでしょう。

高い能力や資格などがあるなら、アピールの1つとして伝えておきます。

社交辞令でもかまわないので、言っておきたいところです。

後任者にとっても、前任者や取引先から期待されていることが伝わり、仕事への気合が入るはずです。

仕事を円満に辞める方法(16)
  • 取引先には「私より頼りになる人材です」という一言で、後任者を紹介する。
会社の所有物は、何であれ、持ち帰らない。

仕事を円満に辞める30の方法

  1. 一般的な退職スケジュール。
  2. 家族に無断で退職を強行するのは危険。
  3. 退職時期を決める判断は、退職金も参考にする。
  4. 働きながら転職活動をするのがいい。
  5. 退職を避けるべき第一の時期は、繁忙期。
  6. 上司を納得させる退職理由のポイント。
    「ポジティブな根拠」と「強い意志」。
  7. 上司が退職を聞き入れてくれないときの対応策。
  8. 退職が決まれば、遅刻や無断欠勤をしていいわけではない。
  9. 上司の都合と転職先の都合は、どちらを優先させればいいのか。
  10. 後任者が決まるまで、退職を保留にするときの注意点。
  11. スケジュールを立てるのも、引き継ぎの一部。
  12. 後任者がいないのは、自分のせいではない。
  13. 引き継ぎが終わって、することがなくなったとき。
  14. 折を見て、退職の進行状況を転職先に連絡しよう。
  15. 外野からのやじの対処法。
  16. 取引先には、後任者の紹介の仕方が重要。
  17. 会社の所有物は、何であれ、持ち帰らない。
  18. 一度受理された退職願は、取り下げることができるのか。
  19. 処分は必要でも、処分のしすぎには要注意。
  20. 退職で判断が難しい場面の考え方とは。
  21. 退職日まで有給休暇を消化する場合でも、退職日くらいは挨拶をしたい。
  22. 退職の挨拶は、足りないことはあっても、しすぎることはない。
  23. 退職では、できれば贈り物をする。
  24. 退職時には、取引先の名刺も返却対象。
  25. 会社から受け取るもので気をつけたい食い違い。
  26. 最後だからとはいえ、送別会で羽目を外しすぎない。
  27. 退職のスピーチでは、何を話せばいいのか。
  28. 退職後に、返却し忘れたものに気づいたとき。
  29. 退職後、前の職場の悪口は言わない。
  30. 退職後も、前職の人たちと定期的に連絡を取る。

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