相手に気分よく振り向いてほしいなら、すねるという行為をやめることです。
すねることをやめ、その代わり許してあげる人になればいいのです。
自分をアピールするときに「許すこと」は相手を引き付けるポイントになります。
たとえば、相手がつい約束の時間に遅れてきてしまった。
相手に気にかけてもらいたいがために、片思いだけで終わってしまう人のパターンは、ここで決まってすねてしまいます。
「なぜ、遅れてきたの? こんなに待っていたのに。もう……」
このように言って、相手を落ち込ませてしまいます。
相手は悪気があって遅れたわけではないのだけれど、すねてしまってはこの後の会話もなかなか続かないものになります。
その反面、両思いにできる人は、むっとするところですねるのではなく、相手を許してしまいます。
「いいのいいの。気にしないで」と、優しく話しかけてあげることができます。
「自分は気にしてない。許しますよ」という気持ちが伝われば、優しい人であることが感じられ、引かれてしまうのです。
「すねる人」と「許してあげる人」とでは、たった1つの出来事にも、こんなに差がついてしまうものなのです。