人間には、口は1つしかないのに、なぜ耳は2つもあるのか知っていますか。
神様が「話はするより、聞くことのほうが大切ですよ」という意味を込めて、耳を1つ多めに作りました。
話すより聞くほうが、人の成長につながります。
そのおかげもあってか「聞くこと」は、片思いから両思いに発展させるときにも、欠かせない重要なことです。
自分の話ばかり話す人を、人はよいふうには見てくれません。
たくさんのことを話す人であるほど、心まで軽いような印象を受けてしまうのです。
好印象を持たれるのは、話すより聞く人です。
自分の話は最小限に抑え、むしろ相手の話をどんと受け止めることができる人は、心の器までも大きい人です。
話をしっかり聞いてくれると、人は「理解のある人だ。あの人の前でなら、自分をさらけ出せる」と思ってくれるようになるのです。
ゆくゆくは、片思いから両思いへとつながる「心の理解」を、生み出すことになるのです。