面接で登場する椅子とはいえ、タイプがさまざまです。
中には、肘掛けの付いた椅子が登場することもあります。
肘をもたせかける部分があれば、肘を置きたくなるでしょう。
肘を置くほうが姿勢は楽になり、ゆったりした姿勢になれます。
もちろんプライベートなら、肘掛けに肘を置いてもいいのですが、面接では注意が必要です。
いくら肘掛けがあるとはいえ、面接では肘を置かないほうが得策です。
理由は単純です。
横柄な態度に見えやすいからです。
肘掛けに肘を置いた様子を想像してみてください。
悪気はなくても、面接官に「横柄な態度をしている」と誤解されるのは残念でしょう。
面接では横柄な態度を避け、礼儀正しい態度を心がけることが大切です。
したがって、面接で肘掛けの付いた椅子が登場しても、肘を置かないほうが得策です。
たとえ面接官から「どうぞ楽にしてください」と言われたとしても、同じです。
では、肘掛けの付いた椅子が登場したときには、どうするか。
特別なルールはありません。
男性の場合は、足は肩幅に広げ、手は軽く握って、膝の上に置きます。
女性の場合は、両膝・かかと・つま先を付けて、手を重ねて膝の上に置きます。
手を重ねるときは、左手を上にするのが基本です。
面接の基本に従い、当たり前のマナーを心がけましょう。