執筆者:水口貴博

役員による最終面接の30の対策

2

最終面接だけは、加点方式。

最終面接だけは、加点方式。 | 役員による最終面接の30の対策

「加点を狙うより、減点を避ける」

これは面接の基本です。

採用担当者にとって考え方は多少異なりますが、一般的に就職活動では、変わった人間を嫌う傾向があります。

どんな企業でも、礼儀作法や常識のある人を求めています。

社会人として働く際は、礼儀作法や常識など、人としての基本が必要であるため、重視される傾向があります。

基本ができていれば、教育も応用もしやすいため、選考では優先させるのです。

一般的な面接の場合、加点を狙うより減点を避けたほうが、選考が通過しやすいでしょう。

では、最終面接も同じ心がけで挑めばいいと思いますが、ちょっと待ってください。

最終面接だけは、唯一例外として、加点を狙っても大丈夫です。

最終面接まで来た応募者には、そもそも減点がないからです。

どの応募者もすでに基本ができていて、悪いところを探そうとしても見当たらないでしょう。

最終面接まで通過できた事実が、非常識な点が見当たらない、もしくは少ないという証拠です。

したがって、最終面接でも減点を避けてばかりでは、差をつけることができません。

だから、加点を狙う必要があるのです。

加点を狙う際も、やはり常識の範囲が必要です。

常識の範囲で最も無難な加点の狙い方は、熱意と意欲です。

心を動かせるのは、心です。

より強い入社意欲を見せましょう。

企業に貢献したい気持ちを、熱く語りましょう。

その熱い言動が加点となり、役員の注目を集めることができるのです。

役員による最終面接の対策(2)
  • 最終面接だけは、加点方式で挑む。
「最終面接まで来れば、ほぼ合格」とは考えない。

役員による最終面接の30の対策

  1. 最終面接まで来ることができた人はすべて、ほぼ合格者。
  2. 最終面接だけは、加点方式。
  3. 「最終面接まで来れば、ほぼ合格」とは考えない。
  4. 最終面接は、2種類ある。
  5. 実は最終面接こそ、最も普通の面接。
  6. 最終面接に限っては、誰が面接官になるか予想できる。
  7. 最終面接前は、スーツやワイシャツをクリーニング。
  8. 社是や社訓は、暗記するくらい再確認しておく。
  9. 確実に安全圏を狙うなら、完全な黒髪がベスト。
  10. 役員が最重視するのは何か。
  11. 豪華な社長室や応接室には、特別なマナーが存在するのか。
  12. 肘掛けの付いた椅子には要注意。
  13. 役員と会って、話ができることに感謝。
  14. 萎縮しそうな自分に、むちを打て。
  15. 「この企業しかない」という気持ちを、存分に伝えることが重要。
  16. 役員から期待されている自覚を持つことが大切。
  17. 役員が登場しない最終面接もある。
  18. 役員から好感を得やすい2つの話題。
  19. 役員であることを考慮して、話題を正しく選択する。
  20. なぜ最終面接では、応募者は自己PRや志望動機を省略する傾向があるのか。
  21. 将来性を見極めるため、将来に関する質問がされやすい。
  22. 「学生」と聞いて最初に思い浮かべるのは、やはり学業。
  23. 年が離れている人との会話を自然にできること。
  24. 最終面接で笑うのは、失礼に当たるのか。
  25. 役員の立場を想像してみる。
  26. 面接官が役員だからこそ、就業意欲が伝わりやすい。
  27. 役員が険しい表情のとき、あなたはどんな表情をすべきか。
  28. 社史は、就職活動の隠し球。
  29. 最終面接の最後の質問は、経営に関する質問をすると好印象。
  30. 最後の最後まで、油断しない。

同じカテゴリーの作品

2:17

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION