業界研究の途中で、誰もがある衝撃的な事実に気づきます。
業界によって、平均年収に大きな差があるのです。
成長業界は、平均年収も低くなりがちです。
衰退業界は、平均年収も高くなりがちです。
業界によって、かなり差があるため、驚いてしまうのです。
ここで、よくあるうっかりがあります。
人間は、どうしても数字で判断しがちです。
平均年収の高い業界は、その業界が輝いて見える傾向があります。
逆に、平均年収が低い業界は、その業界が安定に見える傾向があります。
平均年収の数字が、業界の魅力を数値化しているように感じてしまうのです。
多くの人が、自分の希望は無視して、とにかく平均年収の高い業界に引かれやすい。
ここが注意です。
あくまで業界の平均年収です。
平均年収の高い業界でも、稼いでいない人は稼いでいません。
平均年収の低い業界でも、稼いでいる人は稼いでいます。
あくまで平均年収であり、個人差があるのです。
大切なことは、自分がその業界に合っているかどうかです。
たとえ平均年収の高い業界でも、自分に合っていない業界なら、消極的になるため、年収も低くなるでしょう。
たとえ平均年収の低い業界でも、自分に合った業界なら、積極的になるため、年収も高くなるでしょう。
業界の平均年収に惑わされないことです。
年収は、個人の実力が大きく反映される部分です。
自分の軸を大切にしてください。
自分の人生の主人公は、自分です。
自分のやりたいことを中心に考えることで、自分にふさわしい業界が見えてきます。