自分史を書いてみましょう。
「自分史を書くほど、偉い人物ではない」
「それほど長く生きているわけではない」
そんなことを思うかもしれません。
偉人の伝記の影響でしょうか。
「自分史は、偉い人が書く文書」という先入観を抱く人が多いようです。
しかし、自分史は、偉い人だけが書くものとは限りません。
地位・身分・肩書・年齢・性別にかかわらず、誰でも書けます。
特に就職活動における自己分析では、ぜひ挑戦したい課題です。
自分史を作らずして、自己分析はできないと言ってもいいでしょう。
箇条書きでいいのです。
箇条書きでも、立派な自分史。
自分の過去を、1年ごとに振り返ります。
その年に起こった大きな出来事を、箇条書きでいいので、書き記します。
好き・嫌い、得意・不得意なども考えず、とにかく大きな出来事を書くのです。
決まったルールはありません。
細かい形式にこだわらず、自分が書きやすいように書いていきましょう。
出来事の善しあしは考えず、自分にとって大きな出来事を書けばいいのです。
書き始めると勢いに乗り、芋づる式にどんどん思い出されていくはずです。
この自分史は、自己分析の答えではありませんが、自己分析をする際の強力な材料になるでしょう。
「自分史」という目に見える文書があると、思い出しやすくなったり、具体的になったりするのです。