ノートを1冊買いましょう。
ノートの大きさは自由ですが、持ち運びやすい大きさがおすすめです。
表紙には、こう書きましょう。
「元気の出る言葉集」と。
今日から、日常で出会った、元気の出る言葉を、そのノートに書き込んでいきましょう。
「本屋で『元気の出る言葉集』を買えばいいのではないか」と思いますが、少し違うのです。
本屋に置かれている、元気の出る言葉集は、他人が作ったものです。
他人の趣味や好みが含まれていますから、必ずしも共感できるものとは限りません。
中には、意味が理解できない内容も含まれているでしょう。
自分で作るからいいのです。
自分だけに特化した、一品です。
本を読んで、元気の出る言葉を見つければ、メモしましょう。
映画を読んで、感動的な言葉に出会えば、メモしましょう。
会話中、どきっとした一言を言われれば、メモしましょう。
元気の出る言葉を、ノートにどんどん書き込んでいきます。
いい言葉に出会えた日は、いい1日です。
ほんの少しですが、心が強くなれました。
しばらくしてノートを見返すと、これまで出会った、元気の出る言葉に、いつでも出会えます。
その習慣を続けていくと、だんだん心が強くなります。
さて、この習慣を勧める本当の意味は、別にあります。
言葉を書き留める習慣ができると、普段から無意識のうちに「元気になることはないかな」と探すようになります。
つまり、自分からポジティブを求める習慣になるのです。
ポジティブを求める習慣を定着させるためにも、しばらくの間、元気の出る言葉集の作成に専念してみてください。
そのノートがすべて埋まるころには、あなたはポジティブ思考の達人になっているはずです。
プラス思考が当たり前になっているのです。