「俺はニートを、もう1年もやっているよ」
「1年なんて大したことない。俺なんて、もう5年だよ」
「君たちまだ甘い。俺様は10年だ」
ニートから脱出したくても、やはり期間の長さを不安に思う人が多いようです。
たしかにニートの期間が長くなると、緩んだ生活が定着して、社会に出るのが難しくなると感じるでしょう。
体力も精神力も弱くなり、社会に溶け込みにくくなるのもたしかです。
しかし、これはあくまで、傾向です。
すべてがそうとは限りません。
むしろ、ニートの期間の長さを気にしてはいけません。
大切なことは、本人が、ニートから本気で脱出したいかどうかです。
ニートの期間が短くても、本人に脱出する気持ちがなければ、脱出できないでしょう。
一方、ニートの期間が長くても、本人が本気になって脱出しようとすれば、脱出できるでしょう。
本気でニートから脱出したいと思えば、ニートの期間が10年でも、救いがあります。
試しに、インターネットで検索すれば、見つかります。
5年間ニートでやっていた人が仕事を始めた例は、たくさん見つかります。
10年間ニートでやっていた人が、仕事を始めた例もあります。
手遅れということは、ないのです。
成功事例があるとおり、本人にやる気があれば、脱出できます。
期間の長さを、言い訳にしないことです。
言い訳をすると、本気で脱出したいと思っていない状態になります。
ニートの期間の長さも、気にしません。
自分が、ニートから本気で脱出したいかどうかなのです。