インターネットには、エンドレスで続くゲームがあります。
代表的な例は、オンライン型のロールプレーイングゲームです。
「終了」という概念がなく、キャラクターをいつまでも成長させられます。
物語にも終わりがないため、いつまでも続けることができます。
気晴らしとして、ときどきゲームをするのはいいのですが、エンドレス型ゲームには注意が必要です。
「エンドレス」の文字どおり、終わりがないため、夢中になっていると、いつまでも抜け出せないのです。
仮想世界に熱中するほど、現実世界を忘れます。
ひどくなると、オンラインゲーム依存症に陥るケースもあります。
いつまでも成長を楽しめますが、その正体は「データ」であると気づくことです。
データを消去してしまえば、今までの苦労も一瞬で消えます。
エンドレス型ゲームに熱中している状態で、ニートから抜け出すのは困難と考えていいでしょう。
どこかのタイミングで、エンドレス型ゲームを終わらせることです。
ゲームの途中で負けたり挫折したりすれば「ゲームを終わらせる、いいタイミング」と考えましょう。
「もうやめた。腹立つ」とうんざりすれば、その勢いでデータも消去して、現実に戻るのです。
「今までの苦労が無駄になる」と思いますが、そもそもデータなのですから、最初からないのです。
エンドレス型ゲームを終了させることが、ニートから抜け出す方法にもなります。