出会っても、なかなか仲良くなれない人がいます。
お互いの趣味や価値観が違っているため、なかなか話が噛み合いません。
自分が「読書が好き」と言えば、相手は「読書が嫌い」と言います。
自分は「アウトドアが好き」と言えば、相手は「インドアがいい」と言います。
自分は「田舎生まれの田舎育ち」と言えば、相手は「都会生まれの都会育ち」と言います。
どうも噛み合いません。
むしろきれいにすれ違います。
ここでどうするかです。
すぐ仲良くなれないだけで、関係を切るのはもったいないです。
すぐ仲良くなるだけが、人間関係ではありません。
時間をかけて仲良くなるのも、人間関係です。
噛み合わなくても、話を続けましょう。
噛み合わない話を楽しもうと思えばいいのです。
噛み合わなくても、コミュニケーションです。
つまり、自分とは正反対の価値観を持っているということです。
時間はかかりますが、噛み合わないなりに、相手のことが少しずつわかり始めます。
映画を見ていると微妙な展開に、はらはらどきどきしますが、それと同じです。
噛み合わない話も、はらはらどきどきすれば、楽しめます。
手探りをしながら、不思議な面をひも解くのは、独特の興奮があります。
時間をかけることで、一味違った人間関係ができます。
それもまた、いい人間関係なのです。