一人暮らしの人や独身者には、自炊が人気です。
自炊とは、自分で食事を作ることです。
自炊は、節約になります。
少し手間はかかりますが、気分転換にもなると思えば、楽しめます。
食材を自由に選べるため、健康管理もしやすいです。
節約や気分転換にもなり、健康にいいとくれば、自炊はいいことずくめのように思えます。
しかし、そんな自炊で、よくあるパターンがあります。
餌みたいな食事になりやすいことです。
一人暮らしの自炊は、自分しか食べません。
「自分しか食べないから最低限でいいや」と、投げやりになりがちです。
味も、見た目も、栄養バランスも、無視しやすい傾向があります。
徹底的に手を抜いて作った結果、餌みたいな食事になってしまうのです。
心当たりのある人も、多いのではないでしょうか。
質素も、一線を越えると、みすぼらしくなります。
いくら自分しか食べないとはいえ、手を抜きすぎるのは、よくありません。
餌みたいな食事では、栄養状態に偏りが出ます。
味も見た目も悪ければ、出る元気も出なくなります。
腹を膨らませるだけが、食事の目的ではありません。
食事は、心も膨らませるものです。
食事は、空腹感を満たすだけでなく、幸福感を満たす内容にすることが大切です。
自分のためだからこそ、栄養バランスや見た目も心がけましょう。
さまざまな食事を口にすることで、食生活も華やかになるのです。