マナーの悪い中年男性によく見られるのは「口に食べ物を入れたまま話す」という光景です。
食事中に話をしてはいけないわけではありません。
食事中に会話も楽しめれば、よりおいしい食事へと変わることでしょう。
しかし、食べながら話をして、口に入っている食事が見えてしまうのはマナー違反です。
食事しながらおしゃべりしてしまうと、相手に口の中に物が入っているのが見えます。
それはお世辞にもきれいとは言えません。
何を食べていようが、相手に食べている口の中を見せてしまうことは、品を下げてしまうことです。
「食べるのか、話すのか」
どちらかにしましょう。
食べてから話をする、あるいは話をしてから食べるようにすればいいのです。
そういう習慣をつけることです。
よく食べながら話す人がいますが、品のないことをしているのです。
相手に口の中の物を見せることを、下品と思わない人なのです。
「これくらい、気にしなくても大丈夫」と考え始めたら、いつの間にかマナーが悪くなり始めています。
どれだけささいなことを大切にしていくかで、品性の輝きも変わってくるのです。