執筆者:水口貴博

紳士になる30の方法

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おしぼりで顔やメガネまで拭かない。

おしぼりで顔やメガネまで拭かない。 | 紳士になる30の方法

おしぼりは何のためにあるものかご存じですか。

「食事前に汚れた手を拭くもの」

当たり前すぎる質問ですみません。

しかし、マナーが悪い中年男性になると、この当たり前の回答の後に余分な言葉が続きます。

「食事前に汚れた手を拭くついでに、顔を拭いたり、メガネを拭いたりする」

顔とメガネを拭くのが余分なのです。

本来おしぼりは、手を拭くためのものです。

食事の前に、きれいな手で食事をするためにおしぼりがあるのです。

おしぼりは使い捨てではないため、お客さんが使い終わった後は、きれいに洗い、また次のお客さまのために差し出されます。

目の前にあるおしぼりも、以前に誰かが手を拭いたものなのです。

にもかかわらず、手を拭くためのおしぼりで顔を拭くのは、大変汚い行為だとわかりますね。

「拭く」という行為が共通しているためか、顔やメガネまで拭くのは注意です。

手を拭く専用のおしぼりで、顔やメガネを拭くことはマナー違反だけでなく、衛生的にもよくありません。

顔を洗うなら、洗面所で洗いましょう。

メガネを拭くなら、メガネふきを持参すればいいだけです。

おしぼりは手を拭くものであって、顔やメガネを拭くものではないのです。

紳士になる方法(21)
  • おしぼりで顔を拭くのはやめる。
お茶は飲み物。
口をゆすぐものではない。

紳士になる30の方法

  1. 「マナーが悪い!」と言われないために、品性を身につけよう。
  2. 年を取ると、自然と話が長くなる。
  3. 威張ることを、アピールだと勘違いしない。
  4. マナーの悪い人は「飲みに行こう」としつこく誘う。
  5. しつこくプライバシーを聞かない。
    アドバイスを勝手に話し始めない。
  6. マナーのいい紳士は、静かにユーモアを口にする。
  7. もう一軒、しつこく誘わない。
  8. 自分の趣味に無理やり勧誘しない。
  9. 口の中に食べ物を入れたまま話すのをやめる。
  10. すすっていいものといけないものを区別する。
  11. 考え方は、表情に表れる。
  12. マナーの悪い中年男性は、自分が悪いとわかっていても謝らない。
  13. 人の話を聞かず、自分の話ばかりをしない。
  14. マナーの悪い中年男性は、足を広げて座る。
  15. 相手より先に挨拶を心がける。
  16. マナーの悪い中年男性は、自分は紹介されたがるが、人は紹介しない。
  17. マナーの悪い中年男性は、タバコの我慢ができない。
  18. 自慢と説教はできるだけ控える。
  19. お箸やタバコで指さすのは、マナー違反。
  20. 肘をついて、背中を丸めて食べない。
  21. おしぼりで顔やメガネまで拭かない。
  22. お茶は飲み物。
    口をゆすぐものではない。
  23. 「ちょっと」「お姉ちゃん」という乱暴な呼び方をやめる。
  24. お金を払って、なお腰の低い人がかっこいい。
  25. そっと近づかない。
    後ろからじろじろのぞかない。
  26. 見ず知らずの人を呼び止めようと、いきなり体に触らない。
  27. ハンカチで手を拭きながら、トイレから出るのをやめる。
  28. 人前でベルトを締め直さない。
  29. マナーの悪い中年男性は、トイレの蓋を上げたまま出てくる。
  30. 品のなさは誰も教えてくれない。
    自分で見つけ、身につけよう。

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