異性との出会いがないときに、同性の友人との会話で、うっかり口にしてしまう愚痴があります。
「いい出会いがない」です。
周りの友人に向けて、ため息をつきながら「いい出会いがないなあ。誰か紹介してよ」と嘆くのです。
ふと、口にしてしまう言葉ですね。
たしかに毎日が平凡で、同じ人間関係の繰り返しなら、不満の1つも言いたくなるでしょう。
しかし、これは禁句なのです。
「いい出会いがない」と言うほど、余計に出会いをなくすからです。
思うまではいいのですが、口に出して言うのはよくありません。
なぜでしょうか。
「いい出会いがないかな」と言われれば、それを聞いた、周りの人たちの心証を察しましょう。
周りの人たちは「あなたたちは魅力的ではない」と言われている気分になるでしょう。
知らないうちに、周りの人を不快にさせてしまう、感じの悪い言葉なのです。
するとです。
たとえ、自分の知り合いに魅力的な人がいたとしても、紹介する気がなくなります。
「誰か紹介して」と言われても「いい人がいれば紹介するね」と、表向きは、よい返事をします。
しかし、心の中では「こんな人に紹介しにくいな」と思うのです。
紹介する身にもなれば、当然の心理です。
結果として「いい出会いがないかな」と言えば言うほど、いい出会いがなくなるのです。
本当に出会いたければ、不満や愚痴を言わず、気になる異性を積極的に探すことです。
自分から合コンを計画したり出席したりしてもいいでしょう。
自分から積極的に異性を求めた行動を見せることが大切です。
その様子が、異性を引き付けます。
異性と求めて積極的に行動している様子を見た友人が「そういえば自分の友人を紹介してみようかな」という気になるのです。