立派な姿を見せようと、力が入りすぎていませんか。
スポーツの大会では、かっこよく得点を決めているところを見せたいと思います。
会話では、楽しい話をスムーズに進められるところを見せたいと思うでしょう。
たしかに好きな人の前では、きちんとしたところを見せる心がけは大切です。
立派な姿を見せたほうが、相手からの印象もよくなります。
しかし、立派な姿ばかり見せようとすると、恋に疲れます。
息苦しくなったり、疲れやすくなったりするのです。
緊張しますし、落ち着きません。
恋は、もっとおおらかにするものです。
人間ですから、できることもあれば、できないこともあります。
うまくいくこともあれば、失敗することもあります。
どちらも、自分です。
立派な姿ばかり見せようとするのではありません。
「うまくできない部分も自分だから見てね」と思うのです。
恥ではありません。
自分の一面です。
うまくいっていないところを見られていいのです。
笑われて、大成功ではありませんか。
かっこ悪い姿であろうと、相手を楽しませているからOKです。
その瞬間、かっこ悪い姿が、かっこよくなるのです。