努力も何もしないで出会いを欲しがっている人がいます。
「いい出会いがあるといいな」
「いい人が現れないかな」
「どこかに運命の出会いはないかな」
「誰かいい人を紹介してください」
「神様、どうか私にいい出会いを与えてください」
ひたすら出会いを欲しがるだけ。
ひたすら紹介をお願いするだけ。
ひたすら神様に祈るだけ。
出会いの実現に向けて、自分なりに具体的な努力をしているなら別ですが、特に何も動いていません。
やっていることは、ただ出会いを欲しがっているだけ。
これはよくありません。
そんな虫のいい話はありません。
周りからも神様からもうんざりされます。
いわば、出会いの物乞い状態です。
努力も何もしないで出会いを欲しがるのは「ただでお金をください」と言っているのと同じです。
出会いの物乞いをしていませんか。
出会いが欲しいと騒いだところで、惨めで哀れな姿をさらすだけです。
自分は何も努力せず、もらえるものだけもらおうとするのは非常識です。
周りの人から同情されるどころか、反感を持たれます。
出会いを実現するには何が必要か。
それは「具体的なアクション」です。
自分から出会いの場に行きます。
出会いの場がなければ、自分で出会いの場を作ります。
自分から声をかけていきます。
声をかけてもらうのをじっと待つのではなく、自分から声をかけていきます。
会いたい人がいるなら会いに行きます。
後回しにせず、できるだけ早く会いに行きます。
距離が遠くても、お金と手間暇をかけて会いに行きます。
そうした具体的なアクションがあって初めて出会いが実現します。
世の中には自然と出会いに恵まれることもありますが、期待しすぎないことです。
自然な出会いに期待していると、ますます受け身になって「動かない人」になってしまいます。
「偶然出会いに恵まれればラッキー」と思うくらいでちょうどいいのです。
自然な出会いに期待せず、積極的にアクションを起こしていきましょう。
特に社会に出てからは出会いがぐっと減るため、なおさら自分から動いていくことが大切です。
「願うだけ」「祈るだけ」「欲しがるだけ」はやめましょう。
相手は、自然と天から降ってくるものではありません。
突然目の前に現れることでもありません。
出会いとは成果です。
出会いとは、きちんと行動した人だけが得られる成果です。
やるだけのことをやったうえで「出会いが欲しい」と言えば、周りの人たちも協力してくれます。