自宅で簡単にできる、水虫治療法があります。
黒酢を使った足湯です。
水虫は、酸に弱い性質があります。
黒酢の主成分である酢酸は酸性であり、水虫の退治に効果的です。
酢酸は、大腸菌やサルモネラ菌も殺菌できるという強力な殺菌効果があります。
用意するのは「おけ」「40度のお湯」「黒酢」だけです。
1リットルの40度のお湯に対して、30ミリリットルの黒酢を入れましょう。
お酢の中でも、黒酢が最もおすすめです。
醸造されたお酢のほうが、発酵や熟成に長い時間をかけている分、体にいい成分がたくさん含まれているからです。
酢酸、クエン酸、乳酸などです。
水虫で荒れた足の皮膚の回復が、早くなります。
最初は、1リットルあたり30ミリリットルから始めますが、慣れてくれば50ミリリットルまで増やしても大丈夫です。
お酢が混ざったお湯に足を入れ、およそ10分、足湯を楽しみましょう。
最初は足がぴりぴりすることもありますが、水虫の原因であるはくせん菌が殺菌されている証拠です。
足湯が終わった後が大切です。
あえて足は水洗いをせず、タオルで拭くだけにしましょう。
足にお酢が残るため、はくせん菌が繁殖しにくい状態がしばらく続き、清潔な足の状態が維持できます。
およそ10日間続けると、水虫は改善されていることでしょう。
軽度の水虫なら、1週間ほどで改善が見られることもあります。
この方法は、水虫退治に限らず、一般的な足湯としての効果もあります。
足が温められることで、体中の血行がよくなり、疲れも取れやすくなるのです。
水虫退治とともに、日々の健康としてぜひお試しください。