ある日のことです。
職場で、ガムを噛みながら仕事をしている人がいました。
別にそれはいいのです。
噛む人からは、熱意が感じられます。
一生懸命に頭を働かせようとする前向きな姿勢が感じられます。
ガムを噛むことは、口臭対策や、眠気覚ましであり、虫歯予防でもあります。
食後に襲ってくる眠気に流されるままうたた寝するくらいなら、ガムを噛んで、効率を上げたほうが効果的です。
ガムを噛んでいる人は、しっかり者です。
ガムを噛んでいるから、しっかりしているのかもしれませんね。
しかし、その人は、ただ1つだけ、残念な点がありました。
口を開けながら、ガムを噛んでいるのです。
「くちゃ、くちゃ、くちゃ」
ささいな音ですが、噛む音が気になって仕方ありません。
口の中が見えるので、上品さに欠けるのです。
口を開けながらガムを噛むと、だらしなく見えます。
ささいな違いですが、雰囲気がまったく変わります。
ガムを噛むときには、きちんと口を閉じた状態で噛むようにしましょう。
もぐもぐと噛むほうが、周りへの配慮が感じられ、知性的に見えるのです。