だ液には、口臭を抑える消臭効果があります。
たとえば、ガムを噛むと、だ液の分泌が促されるので、口臭が抑えられるのです。
また、ガムがなくても、歯を上下に噛み合わせたり、口の中で舌を動かしたりする方法も効果的です。
しかし、口をもぞもぞ動かすのが、恥ずかしい場面もあります。
デート中、口をもぞもぞさせるのも「何をしているの?」と思われ、不自然に見られるでしょう。
大事な会議で口を動かしていると、ガムを噛んでいるのと間違われたり、別のことを考えていたりなど、誤解されるかもしれません。
口を動かさずに、だ液の分泌を促す裏技があります。
酸っぱいものを想像すればいいのです。
単にレモンを食べたり、梅干しを食べたりしているところだけでは、まだ甘いです。
思い切って大胆に、酸っぱさを感じているところを想像してしまいましょう。
たとえば、塩を振りかけたレモンを梅干しと一緒に食べ、さらにお酢を飲んでいる自分を想像しましょう。
かなり無理のあるシチュエーションですが、想像だからいいのです。
これくらい酸っぱいものを想像すれば、かなりだ液が出てくるはずです。
私も今書きながら、口の中がじわりじわりとしてきました。
「そんなふざけたシチュエーションはない」と思いながら、口の中はびしょびしょです。
単純な方法ですが、効果があります。
だ液を分泌する方法として、時と場合に応じて、ご活用ください。