メイクは、美しく仕上げればいいわけではありません。
全身との調和が必要です。
メイクはバランスです。
メイクと服装とのバランスが整っているからこそ、美しい統一感が生まれます。
先に考えるのは、メイクではありません。
服装です。
その理由は、2つあります。
服には、色と数に限界があります。
服装の色は、あらかじめ決まっているため、繊細な調整ができません。
その点、メイクは微調整が可能です。
メイクの厚み、色、グラデーションの具合など、かなり細かな微調整ができます。
ファンデーションやアイシャドーは、都合に応じて、調整可能です。
最初に大きな変更がしにくい服装を着てから、変更がしやすいメイクを始めるほうが、スムーズに進みやすいのです。
先に服を着ておくと、服とのバランスを考えながらメイクができます。
派手な服装には派手なメイクが似合い、地味な服装には地味なメイクが似合います。
服装には、アクセサリー類も入ります。
派手な服装や装飾を身につけるなら、メイクも華やかにしましょう。
地味な服装や装飾を身につけるなら、メイクも地味にしましょう。
顔と服装の様子を合わせることを、常に意識することが大切です。
外出するときの服装を完全に着終えてから、化粧台に座りましょう。
服を着てからメイクをすることで、メイクがよりうまく仕上げやすくなるのです。