「前に付き合っていた人とは、なぜ別れたの」
話をしていると、ふと過去の恋愛話が出ることがあります。
相手から、昔付き合っていた人の話を聞きたがったり、別れた原因について知りたがったりされます。
聞かれたから正直に答えたいところですが、ストップです。
仲良くなっていればいいですが、関係が浅いうちはあまり出さないほうが無難です。
多くの場合、過去の恋愛話をすれば、暗い雰囲気になってしまうからです。
付き合っていた男女が別れるとき、何か原因があるものです。
嘘、浮気、金銭問題、暴力。
原因は多種多様ですが、いずれにせよ暗い話題です。
何らかの問題があって、別れました。
過去の失敗を思い出したりしているうちに、会話の雰囲気が悪くなってしまうのです。
話が暗くなるだけならまだいいほうです。
過去の失敗をあからさまに言うのは、自分で自分の評価を落としかねません。
「冷たい人だな」「欲深い人なのかな」という悪い誤解を生んでしまうこともあります。
こうしたことで、せっかくうまくいきかけている今の恋愛を邪魔しかねないのです。
もちろんお互いに深い信頼関係があれば話題に出してもいいでしょう。
しかし、浅い関係のうちから遠慮なく話をするのは、できるだけ避けるほうが無難です。
では、過去の恋愛話が出たとき、どう答えるといいのでしょうか。
「忘れちゃった」です。
忘れたふりをするのです。
忘れていなくても、忘れたふりをして、話をうまくかわしましょう。
暗い雰囲気になるような会話は、あらかじめ避けておくのです。