列に並び始める瞬間です。
列の最後尾に並び始めるタイミングが、ちょうど重なることがあります。
自分が先に並ぶか、それとも譲るか。
この瞬間は大切です。
おなかがすいているので、少しでも前に並んで、早く食べたいと思います。
こういうところで、その人の本性が現れやすくなります。
「われ先に」と言わんばかりに並ばれると、気分が悪くなります。
気分が悪くなると、食べる食事もまずく感じます。
逆に「お先にどうぞ」と言って譲る人は、お互いの気分がよくなります。
気分がよくなると、食事もおいしく感じるようになります。
ささいな差です。
しかし、このちょっとした差で、大きな違いを生んでしまうのです。
並び始める瞬間は大切です。
もし、誰かと並び始めるタイミングが重なれば、譲るようにしましょう。
年配者や女性に対してはもちろん、たとえ相手が男性でも、やはり譲り合う気持ちは必要です。
列に並ぶとき、1つ早いか遅いかの順番の違いは大きくありません。
大切なのは、気持ちです。
大勢の人が一度に参加するビュッフェですから、譲り合いは基本です。
譲り合いを大切にすれば、気持ちよく食事ができるのです。