「ビュッフェ」という特殊なスタイルがあります。
料理台に並んだ料理から、好きなものを自由に取って食べる形式です。
料理を取るために、テーブルと料理台を頻繁に往復することになります。
好きな料理を自由にお代わりできるのが、嬉しい点です。
素晴らしい開放感がありますね。
その開放感があるためか、ビュッフェでは数多くのマナー違反を目にします。
西洋料理では料理が載った皿を勝手に交換するのはマナー違反ですが、ビュッフェでは友人同士で皿を交換する様子を見かけます。
また、西洋料理では静かに食事をするのがマナーですが、ビュッフェでは大声で騒いでいる人をよく見かけます。
ビュッフェだからマナーを破っていいわけではありません。
マナーは、日常で食事するときと同じです。
しかし、好きなものを食べ放題できるビュッフェ形式は、人の緊張を自然と緩ませてしまいます。
いま一度、自分を振り返ってみましょう。
「ビュッフェなら多少のマナー違反は許される」という思い込みはありませんか。
知らずのうちに、ビュッフェで態度が悪くなっていませんか。
レストランで西洋料理を食べるときのように、マナーはきちんと守ることが大切です。
「ビュッフェにマナーなんて必要なのか」
そう思っている時点で、マナーへの意識が低下している証拠です。