海外旅行中に体調を崩す多くの場合は「初日」です。
長時間のフライトで体力と精神力を奪われ、時差ぼけで免疫力が低下しています。
そのうえ、現地の急激な気温の変化があり、体調を崩してしまうケースが多いです。
せっかく海外旅行に行っても、体調を崩して、海外旅行が台無しになるというケースも珍しくありません。
海外でも薬は売られています。
しかし、薬のパッケージの説明を見ても、言葉がわからないので、何の薬かわかりません。
だからとはいえ、適当な物を買うわけにもいかない。
そもそも海外のものは、その国の人の体質に合わせて作られています。
特殊な薬の味があったり、薬の効き目が強すぎたりなど、余計に体調を崩してしまう場合があります。
現地で体調を崩して現地の薬を適当に買い、余計に体調を崩してしまうのでは、笑うに笑えません。
薬に関しては、母国から持参したほうが正解です。
現地の変わった味の異国料理を口にしておなかを壊す場合もありますから、胃腸薬もあればなおよしです。
風邪薬と胃腸薬があれば、おおむね対応できるはずです。
そのほか、特別な体質があれば、あらかじめ必要になりそうな薬を持参していきましょう。
また、薬ではありませんが、女性なら生理用品も必須です。
生理予定日ではなくても、急な環境の変化に体が驚いて、生理がくることもあるためです。
そうした準備は、するだけで、意味があります。
万が一に対応できるよう薬を持参していくことは、実は精神的に安心できます。
「万が一があっても薬がある」という安心感が、精神的な余裕を作り、急な環境の変化にも強くなる。
母国から持参した薬は、体調を整えるだけでなく、精神状態も整える効果もあるのです。