観光地によっては、危険な地域があります。
安全と言われる地域でも、その地域全体が安全とは限りません。
全体的には安全でありながらも、一部の地域や店など、部分的に注意を払う場合もあります。
どんなところでも、治安の悪い地区が1つや2つあります。
気の利いたガイドブックなら、近寄ってはいけない地区を説明しています。
私が初めてニューヨークに行ったときも、ガイドブックに「ここの辺りは危険」という情報があったので、参考になりました。
しかし、いくら最新のガイドブックとはいえ、完璧ではありません。
つい最近、現地で起こった事件などは、最新のガイドブックにも反映されていません。
そこでおすすめするのは、現地のホテルスタッフに尋ねてみることです。
ホテルスタッフとはいえ、その土地に詳しい専門家です。
毎日ホテルにやってくる数多くの旅行者を相手にしている仕事をしています。
海外旅行者向けの情報には精通しているはず。
ホテルスタッフからの助言は、どんなガイドブックより最新で、頼りになります。
ホテルスタッフから上手に情報を引き出す工夫があります。
ガイドブックには「地図」が添付されています。
その地図を広げて「自分は旅行者なのだが、この地図の中で危ない地区があれば、印をつけてほしい」とお願いしてみましょう。
実際に地図を広げて蛍光ペンで印をつけてもらうのが、ポイントです。
海外ですから言葉の壁があります。
しかし、地図に書き込んでもらうようにすれば、言葉はわからなくても、正確な場所が確認できます。
地図を広げてマーキングしてもらうため、直感的に理解もできるのです。