執筆者:水口貴博

人望のあるリーダーになる30の条件

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やることだけでなく、やらないことを決めるのもリーダーの仕事。

やることだけでなく、やらないことを決めるのもリーダーの仕事。 | 人望のあるリーダーになる30の条件

やることだけでなく、やらないことを決めるのもリーダーの大切な仕事です。

やることだけを決めるなら、部下たちだけでもできます。

しかし、経験量の多いリーダーだからこそ、将来の流れを読む力があります。

部下がしなくていい仕事を決めるのも、先見力のあるリーダーだからできる仕事です。

私のコンピューター関係の仕事は、1つのことをやり遂げるのに膨大な量の情報をこなさなければならないときがあります。

特にコンピューターの世界では、インターネットがありますから、情報検索するときに、世界中から探すときもあります。

しかし、実際にその中で本当に必要なことは、ごくわずかでしかありません。

こんなときにリーダーが経験を生かし「これはしなくていいよ」と前もって言ってくれると、部下の作業はとても効率よくなります。

部下は初めてやることに対しては初心者ですから、隅から隅までやらなければいけないのかと思うと、ため息が出てしまいます。

しかし、経験豊富なリーダーなら、ある程度見当をつける力を持っています。

だからこそ、リーダーなのです。

リーダーは部下のやることだけを決めるのではなく、やらなくてもいいことを決めるのも大切な仕事なのです。

人望のあるリーダーになる条件(17)
  • やらなくてもいいことを決める。
仕事を抱え込みすぎているリーダーは、失格。
部下に任せられることは、部下に任せる。

人望のあるリーダーになる30の条件

  1. リーダーの仕事は、部下に「元気」を与えること。
  2. 「ありがとう」は、リーダーの基本。
    優秀なリーダーであるほど、まず感謝を大切にする。
  3. 部下のやる気をなくさせるリーダーは、失格。
    部下のやる気をかき立てるリーダーが、合格。
  4. 頭の中がきっぱりしている人は、お金を払うときもきっぱりする。
  5. 褒めるときには、すぐ褒める。
    褒めることを、先に延ばさない。
  6. 「ホウレンソウしろ」という前に、自分が手本のホウレンソウを見せる。
  7. 「我慢」で部下を育てるのではなく「達成感」で部下を育てる。
  8. 「どうやるか」より「なぜやるか」の動機付けをする。
  9. 弱いリーダーは、成功談を話す。
    強いリーダーは、失敗談を話す。
  10. 性格診断より、改善策を与える。
  11. 部下の過去の話を持ち出さない。
  12. 部下の専門知識を信じて、仕事をする。
  13. 「それくらい」は禁句。
    「それくらい」と言うことで、部下の仕事を侮辱することになる。
  14. 優れたリーダーは、時間の大切さを知っている。
  15. 今すぐやる。
    うまくいかなかったら、変えればいい。
  16. 部下は「今のこと」を考える。
    リーダーは「次のこと」を考える。
  17. やることだけでなく、やらないことを決めるのもリーダーの仕事。
  18. 仕事を抱え込みすぎているリーダーは、失格。
    部下に任せられることは、部下に任せる。
  19. リーダーの仕事は、改革。
    中間管理職の仕事は、現状維持。
  20. 人事異動には、組織を活性化させる効果がある。
  21. 失敗したら、人を替えるのではなく、システムを変える。
  22. リーダーは、自分の代わりができる部下を育てる。
  23. どんなことがあっても首を切らないことで「団結力」が生まれてくる。
  24. 「ここだけの話」をされると、部下はリーダーを信用できなくなる。
  25. 責任のある仕事を任せると、部下の能力は活性化される。
  26. 改革を起こすには痛みが伴う。
    痛みのない改革は、改革ではない。
  27. 「失敗しないように」という指示は、禁句。
  28. 犯人捜しをしない。
  29. 脇役、悪役、小道具役が、リーダーの役目。
  30. 偉そうにしているのは、二流のリーダー。
    謙虚になっているのが、一流のリーダー。

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