汗をなめたことがありますか。
汗は、しょっぱいことをご存じでしょう。
大量の塩分が含まれているためです。
なぜ塩分が含まれているのかというと、効率的に体温を低下させるためです。
真水より、塩分が含まれている塩水のほうが、蒸発したときにより多くの熱を奪います。
汗をかくのは体温が高いときですが、塩分が含まれることで、ほてった体を急速に冷ます効果があります。
人間の体は、実によくできています。
しかし、ここで見落としやすい点があります。
実は汗に含まれているのは、塩分だけではありません。
体の機能調整に欠かせないミネラル分も、数多く含まれています。
カルシウム・マグネシウム・カリウムなどです。
汗に少量しか含まれないため、少々汗を流す分には問題ありません。
しかし、毎日大量の汗を流すような日が続くとなると、ミネラル不足によって、体の機能調整に異変を来す可能性があります。
汗をかけば、ミネラル補給が必要です。
そこで登場するのが、ミネラルウォーターです。
運動する人には、特に重要になるでしょう。
ウォーキングで汗を流し、喉が渇けば、単なる水よりミネラルウォーターを飲みましょう。
失ったミネラル分が補われ、健康的に汗を流せます。