「歩く時間を作るほど暇がない!」
ウォーキングの時間がなかなか作れないと感じる人は多いことでしょう。
毎日勉学にいそしむ学生や、仕事に追われる社会人などです。
たしかにこうした人の場合、あらためて「ウォーキング」という時間を作るのは厳しいかもしれません。
しかし、です。
そもそも「ウォーキング」という時間を、あらためて作らなくてもいい。
日常生活の中で自然と「歩けるチャンス」を見つければいい。
いま一度、日常生活の中を振り返ってみましょう。
探せばきっとあるはずです。
たとえば、会社や学校に向かう道の途中はどうでしょうか。
忙しいと、一番近い道を歩いてしまいますが、そこです。
交差点で、あえて「横断歩道」を使わず「歩道橋」を使ってみましょう。
横断歩道のほうが距離としては短いですが「歩くチャンス」と考えます。
歩道橋を使えば、階段を上り下りするチャンスがあるので、足腰を鍛えるいい機会になるはずです。
わざと遠回りをしてみるのもいいでしょう。
いつもより5分早く家を出れば、遠回りをする余裕も生まれるはずです。
一番近い道で通勤通学をするのではなく、わざと遊び心も兼ねれば、楽しい遠回りになるに違いありません。
電車を待っている時間もチャンスです。
じっと電車が来るのを待っているだけでは、もったいない。
そういうとき、電車を待ちながら駅のホームを行ったり来たりすれば、いい運動になります。
バスを待っているときも、バス停から離れすぎない距離で、辺り周辺を歩くのもいいアイデアです。
トイレに行くときも、わざと上か下の階のトイレを使います。
探せば、こんなにあります。
まだまだ探せばあるはずです。
日常生活の中で自然と「歩けるチャンス」を見つければいいのです。