人間には、右利き・左利きというように利き手というのがあります。
人の場合、国や地域による程度の違いはありますが、世界全体でみると左利きより右利きのほうが多いとされています。
ちなみに私は右利きです。
ボールを投げるときや文字を書くときは、決まって右手を使ってしまいます。
利き手ではない左手で字を書こうとすると、下手な字しか書けず、自分でも恥ずかしくなるほどです。
さて、肝心の猫には利き手があるのでしょうか。
おや、猫の場合は「手」というより「足」といったほうがいいかもしれませんね。
とりあえず、ここではわかりやすく「手」と表現させていただきます。
実は、猫にも利き手が存在します。
しかし、すべての猫に利き手が存在するわけではなく、存在しない場合もあります。
それを確かめるのは簡単です。
猫じゃらしを持ってきて、猫の目の前で左右に振ってみましょう。
そのとき、猫が右手と左手のどちらをよく使うかを観察すればいい。
よく使うのが右手なら右利きです。
左手をよく使うなら左利きです。
もし、左右のどちらもよく使うなら、特に利き手という区別はないということです。
動物行動学の研究発表によると、おおむね利き手という区別がない場合が多いそうです。
さて、あなたが飼っている猫はどうですか。