執筆者:水口貴博

参考書の賢い選び方と使い方

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参考書の著者は、説明のプロ。上手な言葉を借りて、ほかの人に説明してみる。

参考書の著者は、説明のプロ。上手な言葉を借りて、ほかの人に説明してみる。 | 参考書の賢い選び方と使い方

基本的に参考書は、教科書よりわかりやすく書いています。

教科書ではよく理解できないのに、参考書ではすんなり理解できます。

そもそも参考書は、教科書では理解しにくい部分を理解できるようにするためのものです。

わかりやすさや解説の豊富さから言えば、教科書より参考書のほうが頼りになります。

参考書の中には、講師の講義を聴いているかのような「実況中継型」のものまであります。

「なるほど。とてもわかりやすい説明だ」

「上手に例えるなあ」

参考書を読んでいると、驚きます。

目の前に先生がいるようです。

上手な解説に感動することもあるでしょう。

上手な解説を受ければ、次はあなたの出番です。

あなたが先生になります。

自分の言葉であるかのように、参考書に書いてあることを友人に説明してみましょう。

もちろんその参考書の言葉の受け売りではありますが、勉強として個人的に活用する分には問題ありません。

誰かのために説明しようとすると、さまざまな効果が生まれます。

  • 自分の記憶を再確認できる
  • 記憶が強化される
  • 記憶の抜けを発見できる機会になる

うまい説明を自分が口にすることで、頭の中が整理しやすくなります。

先人の知恵は上手に拝借して、勉強に生かしていきましょう。

参考書の賢い選び方と使い方(28)
  • プロの上手な解説の言葉を借りて、友人にうまく説明してみる。
向上心のない人と距離を置く。
向上心のある人と深く付き合う。

参考書の賢い選び方と使い方

  1. わかりやすい参考書は、優れた教師に匹敵する。
  2. 参考書があれば、授業を受ける時間と場所が自由になる。
  3. 参考書を選ぶときに必ず押さえておきたい、2つのポイント。
  4. ロングセラーは、おおむね当たりと考えていい。
  5. 本のカバーは、集中力を奪う。
  6. 本当に集中すれば、周りの様子は気にならなくなる。
  7. 参考書の浮気をしない人が、受験で合格を勝ち取る。
  8. 入門書レベルは、易しいものを選ぼう。
  9. 易しい入門書から始める真の理由とは、潜在意識をプラスに変えるため。
  10. 理解が難しい感情や雰囲気は、漫画を活用すればいい。
  11. 参考書に不明点があれば、買い換えるのではなく、わかる人に聞く。
  12. 本当に使える参考書は、2冊買ってもいい。
  13. 解説のない問題集には、落とし穴がある。
  14. 参考書をきれいに使っているうちは、まだ本当に生かしきれていない。
  15. なんとなく意味がわかる単語こそ、実は注意が必要。
  16. 教科書が主役。
    参考書は脇役。
  17. 理解できない原因は、あなたにあるのではなく、説明する側にある。
  18. 自分が「重要だ」と感じる部分は、必ずしも重要とは限らない。
  19. コピーをして抜き出せば、よく覚えられる。
  20. 試験範囲を網羅した長期用の参考書。
    理解を重視した短期用の参考書。
  21. 受験は競争だ。
    電子辞書でスピードに差をつけろ。
  22. 分量の多すぎる参考書は、挫折しやすくなる。
  23. 志望校に合格した人が使っていた参考書を使う。
  24. インターネット書店の書評を最大限に活用せよ。
  25. 参考書選びに失敗するのも、勉強の1つ。
  26. ちょっと難しいと感じるくらいがちょうどいい。
  27. 頭のいい人が合格するのではなく、精神的に強い人が合格する。
  28. 参考書の著者は、説明のプロ。
    上手な言葉を借りて、ほかの人に説明してみる。
  29. 向上心のない人と距離を置く。
    向上心のある人と深く付き合う。
  30. 「著者に対する信頼関係」ができれば、参考書への信頼も強くなる。

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