基本的に参考書は、教科書よりわかりやすく書いています。
教科書ではよく理解できないのに、参考書ではすんなり理解できます。
そもそも参考書は、教科書では理解しにくい部分を理解できるようにするためのものです。
わかりやすさや解説の豊富さから言えば、教科書より参考書のほうが頼りになります。
参考書の中には、講師の講義を聴いているかのような「実況中継型」のものまであります。
「なるほど。とてもわかりやすい説明だ」
「上手に例えるなあ」
参考書を読んでいると、驚きます。
目の前に先生がいるようです。
上手な解説に感動することもあるでしょう。
上手な解説を受ければ、次はあなたの出番です。
あなたが先生になります。
自分の言葉であるかのように、参考書に書いてあることを友人に説明してみましょう。
もちろんその参考書の言葉の受け売りではありますが、勉強として個人的に活用する分には問題ありません。
誰かのために説明しようとすると、さまざまな効果が生まれます。
うまい説明を自分が口にすることで、頭の中が整理しやすくなります。
先人の知恵は上手に拝借して、勉強に生かしていきましょう。