執筆者:水口貴博

仕事に集中する30の工夫

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着手している仕事が未来にどうつながるのかを、把握する。

着手している仕事が未来にどうつながるのかを、把握する。 | 仕事に集中する30の工夫

今している仕事だけを淡々とするだけでは、やる気も集中力も出ないものです。

仕事の成果が「誰の何の役に立つのか」がわからなければ、やりがいも出てきません。

仕事に集中するためには、今している仕事の意味を把握することが大切です。

「この仕事は、誰の役に立つのか」

「未来にどうつながるのか」

「誰が喜んでくれるのか」

これらをできるだけ具体的に把握し、想像します。

たとえば、ある日、上司から手順書作成の依頼を受けたとします。

いくら上司から頼まれたとはいえ、いきなり「手順書作成をしてくれ」とだけの指示では、やる気も出ません。

そこで、この手順書作成は、誰の何の役に立つのかを把握します。

これから入社する新人のために作るものだとわかれば、仕事への意気込みは変わるはずです。

自分の作った手順書を見ながら、新人が重要な作業をしているところを、具体的に想像します。

すると、手順書の出来具合が悪ければ、失敗を増やす原因になりかねません。

わかりやすい手順書を作らなければいけない理由が、把握できるはずです。

使う人のことを想像して、仕事の意味が把握できれば、やる気が出てきます。

自分の仕事が誰かの役に立っていることほど、嬉しいことはありません。

人間は、仕事の意味を理解できたとき、爆発的なやる気と集中力を発揮します。

私がこのサイトを作っているのも、困っている人や悩んでいる人の助けになりたいと仕事の意味を感じているからです。

自分が適当なことを書いてしまえば、読者をがっかりさせてしまうでしょう。

そうしたくはありませんし、やはり喜んでもらいたいというのが願いです。

将来自分の書いた文章が人の役に立っているところを想像すれば、やる気と集中力が出てきます。

眠い朝も起きられるようになり、生きていることが楽しくなります。

仕事へのやる気と集中力は、仕事の意味を把握できたときに発揮できるのです。

仕事に集中する工夫(27)
  • 仕事の成果が役立っている未来を、想像する。
仕事の一部を、他人にお願いする。

仕事に集中する30の工夫

  1. 定時というタイムリミットを、強く意識する。
  2. やる気があるうちに、仕事を片付ける。
  3. 「いつでもいいよ」と言われた仕事ほど、すぐ取りかかる。
  4. 「仕事リスト」を作ってから、仕事を始める。
  5. 無駄な会議は、徹底的に廃止する。
  6. デジタル機器を、優秀な秘書にする。
  7. 部下同士の仕事を交代させると、人間関係がよくなる。
  8. 同じ種類の仕事は、まとめて片付ける。
  9. 例外を、1つも作らない。
  10. 言葉は省略をしてもいいが、適度さを守る。
  11. とにかく仕事に着手する。
  12. 仕事中に割り込まれる要因を排除する。
  13. 「始業時間前」と「昼休み」は、仕事に専念できる時間。
  14. 将来像を、上司に伝えておく。
  15. 同種類の仕事をついでに引き受けると、仕事は増えるどころか減る。
  16. 休憩は疲れたときに入れるのではなく、仕事の区切りに入れる。
  17. 読み終わったメールは、保存ではなく、削除する。
  18. 思わぬ仕事に対応できるよう、あらかじめ準備を整えておく。
  19. 仕事は、一気に片付ける癖をつける。
  20. コーヒーを飲むと、仕事に集中できる。
  21. すぐ片付く仕事から着手する。
  22. 仕事中の水分は、控える。
  23. 定時で帰って、十分に睡眠時間を取る。
  24. 大きな仕事は、短く区切ってから進める。
  25. チームミーティングを開かない。
  26. 最初の90分間を、最大限に活用する。
  27. 着手している仕事が未来にどうつながるのかを、把握する。
  28. 仕事の一部を、他人にお願いする。
  29. パンよりご飯のほうが、集中力が継続する。
  30. 仕事を逃れる努力より、仕事を済ませる努力のほうが小さい。

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