執筆者:水口貴博

知的な話し方をする30の方法

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要約をして、話がようやくまとまる。

要約をして、話がようやくまとまる。 | 知的な話し方をする30の方法

私の職場には、町田さんという話の要約の達人がいます。

町田さんは、会議の最後で必ず「では、今日話したことをまとめます」と言って、会議を締めくくります。

特に話し合いは、長ければ長いほど忘れやすくなり、印象にも残りません。

たまるのは、疲ればかり。

疲れがたまると、さらに話が耳に入らなくなります。

話し合いが長いほど、理解しにくくなります。

そんなとき、町田さんは最後にまとめとして「では今日話し合ったことをまとめます」と言って、きちんと整理して話をするのです。

「今日はこういうことを話し合いました。こんなことが決まりましたよ」と最後に話をまとめてくれる人がいると、賢く映ります。

まとめ役がいると、助かります。

「今こういうことを話し合って、これが決まったんだな」と再認識でき、大勢の人の認識を1つにする効果も持ちます。

要約は、かなりの集中力がないとできません。

中途半端に聞いていたり、理解が乏しかったりすると、うまくまとめられません。

長い話の中から大切なことだけを抜き出して、まとめることができる人は知的な人でなければできませんし、知的な印象も受けます。

きちんと話を聞いて、理解しなければ、要約はできないことなのです。

要約ができる人は、きちんと話を聞いて、理解しているということです。

あなたが話をして、しっかりそれが理解できたかどうかを確かめるときには、要約してみましょう。

友人の話を要約できますか。

自分の言いたいことを、一言でまとめられますか。

会議で話し合った内容を要約できますか。

きちんと要約できるということは、しっかり話を聞いて、理解できたということです。

要約ができないということは、話を中途半端にしか聞いていない証拠なのです。

知的な話し方をする方法(9)
  • 話の要約ができる人になる。
「ええと」「あのー」を使わない。

知的な話し方をする30の方法

  1. 話し方で、あなたが決まる!
  2. 語尾を伸ばすと、品位が下がる。
  3. 「しかし」「でも」「だけど」は、反感を抱かれる話し方。
  4. ばかという人が、ばかにされる。
  5. 「かもしれない」「だと思う」は、心に響かない。
  6. 「たとえ話」は、自分のためにも、相手のためにもなる。
  7. トーンの低い声は、説得力が生まれる。
  8. オーバーな表現を使いすぎると、誰も話を真剣に聞いてくれなくなる。
  9. 要約をして、話がようやくまとまる。
  10. 「ええと」「あのー」を使わない。
  11. 本当の話し上手は、必ず話が短く、テンポがよい。
  12. よく知らない言葉や表現は使わない。
  13. 何でも「Yes」と答える人は、利用される人になる。
  14. 返事が速いと、仲良くなるのも速くなる。
  15. 理由をつけて話をすると、説得力が生まれる。
  16. 正しい日本語を使ってこそ、正しい会話ができる。
  17. 質問する人は、頭がいいと思われる。
  18. 相手の主張を、一部肯定すると、話も聞いてもらいやすくなる。
  19. 声の大きさは、自信の大きさ。
  20. 「要は」を連発する人の話は、いつまでもまとまらない。
  21. 5W1Hを含めると、会話がわかりやすくなる。
  22. 見下した言い方をする人が、見下される。
  23. 自慢話と自己アピールの違い、あなたにはわかりますか。
  24. だから敬語は素晴らしい。
  25. 体験談を、会話の中に含めよう。
  26. 人の評価より、自分の評価を気にしよう。
  27. 差別発言は、品位を下げる。
  28. 口数を減らすと、一言の重みが増す。
  29. 口数が多くなると、言葉だけでなく、人としても軽く見られる。
  30. 興味がない話は、教養として聞けばいい。

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