視野を広げる方法の1つが「尊敬する人をイメージして考えてみること」です。
あなたにとって尊敬する人は誰ですか。
尊敬する人は、博識かつ経験も豊富で、広い視野を持ち合わせているものです。
尊敬する人をイメージすると「自分らしい思考」ではなく「その人らしい思考」で考えることができます。
尊敬する人になったつもりで、その人の思考をイメージしましょう。
「父ならどう考えるだろうか」
「母ならどう考えるだろうか」
「先輩ならどう考えるだろうか」
「上司ならどう考えるだろうか」
「師匠ならどう考えるだろうか」
たっぷり想像力を働かせ、できるだけ具体的にイメージしてください。
尊敬する人の思考が再現され、広い視野で物事を考えることができるようになります。
結果として、より冷静で賢明な判断が下せるようになるのです。
尊敬している人といえば、年上や目上の人が思い浮かびますが、その限りではありません。
尊敬している人であれば、自分より若い人や立場が低い人であってもかまいません。
たとえば、年下の部下や後輩であっても、尊敬できるのなら、どしどしその人になったつもりで考えてみてください。
10歳以上の年下であってもいい。
年下の部下や後輩であっても、珍しい経験をしていたり、特別なスキルを持っていたりすることは珍しくありません。
尊敬する人になったつもりで考えてみると、自然と思慮深くなり、広い視野で物事を考えることができるようになります。
鋭い視点で考えることができたり、自分とは異なる視点で考えることができたりします。