褒めるときのベストタイミングは、うまくいった瞬間に褒めることです。
テストで高得点を取れたことがわかった瞬間や試合で勝った瞬間です。
まずはこれが基本になります。
「後から褒めよう」と思っていると、後になるほど自分の気持ちが冷めていきます。
人の感情は時間が経つにつれて、そのときの熱い気持ちも薄れます。
本当はうまくいった瞬間に褒めればいいものを、1週間後になってから褒めようとしても、自分の気持ちが冷めています。
いえ、それどころか相手がそのことをもうすっかり忘れてしまっているかもしれません。
時間が経つと新鮮さが失われるのは、野菜や魚だけの話ではありません。
人間の感情や記憶も同じく、時間が経つと薄れてしまうのです。
後からのほうが話しやすいからとチャンスを後回しにしていると、仲良くなるチャンスがどんどんと失われるのです。