運命の出会いを果たすために、運命の場所を探している人がいます。
「運命の場所を探す」
「運命の場所に行きたい」
「運命の場所はどこにあるのだろう」
運命の場所に行けば、運命的な出会いがあると思っているのでしょう。
しかし、どれもナンセンスです。
お門違いであり、出会いの方向性を間違っています。
そもそも前提から間違っています。
残念ですが、どれだけ運命の場所を探しても、見つからないでしょう。
運命の場所を探しても、見つからないのは当然です。
運命の場所は、最初からあるものではなく、後からできるものだからです。
運命の場所は、特別なところに存在しているのではありません。
運命の場所はどこでもなり得ます。
カフェで出会えば、そのカフェが運命の場所になります。
居酒屋で出会えば、その居酒屋が運命の場所になります。
駅のホームで出会えば、駅のホームが運命の場所になります。
学校の教室で出会えば、その学校の教室が運命の場所になります。
後になってから「あの場所で出会ったのが運命でした。あの場所こそ運命の場所です」ということになるでしょう。
「どこでも運命の場所になる可能性がある」ということです。
出会いの場所は、後からできるものです。
最初から運命の場所ありきで探すのはナンセンスです。
まず出会ってください。
その人と仲良く親しくなって、運命の人に変えましょう。
なかなか関係が深まらず行き詰まっているなら、相手のために何ができるか考えてください。
相手の立場になって、想像力を膨らませて考えることです。
「相手のために何ができるか」という視点こそ、さらに関係を深めるポイントです。
そうすれば、その人との関係がレベルアップして、特別な関係に発展します。
出会ったところが運命の場所になります。