人生で迷ったときの振る舞いが、運命の出会いに関係します。
あなたは人生で迷ったとき、どうしていますか。
いくつか選択肢があって決断が難しかったり、自信がなくて意味もなくうろうろしたりすることがあるでしょう。
いわば、人生の迷子になっている状態です。
「自分のことだから、自分で何とかする」
そんな人も多いでしょう。
もちろん自分の人生ですから、自分で考えるのは正解です。
誰かに命令されて生きるより、自分の決断で歩む人生のほうが、豊かになれます。
しかし、迷うには限界があります。
どれだけ悩んでも糸口が見つからず、仕方ないときもあるでしょう。
考えてもわからないことを、ずっと1人で抱え込むのも考えものです。
1人で抱え込むと、気持ちがどん底まで落ちてしまいます。
心意気は素晴らしいですが、あまり抱え込みすぎると、限界を超えて自分が壊れてしまいます。
そこで鬱になっては、回復に膨大な時間がかかります。
1人で抱え込まず、誰かに吐き出しましょう。
アドバイスを求めて相談するのもいいですが、吐き出すだけでかまいません。
迷っているときには、心の中に「もやもやしたもの」がたまっています。
心の中の「もやもや」を吐き出しましょう。
身近な人に知られたくないなら、信頼できる専門家でもかまいません。
たとえば、専門のカウンセラー、民間団体の相談窓口です。
身近な人より他人のほうが、話しやすいことがあるでしょう。
専門家には守秘義務があるので、あなたのプライベートが外に漏れることはありません。
聞いてもらうだけでいいのです。
勇気を出して迷いを打ち明けてみてください。
そこに運命の出会いがあります。
迷っているときは、物事の吸収力が高くなっている状態です。
誰かに悩みを打ち明けるとき、プライベートをさらけ出すことになります。
遠慮なく、率直な話をすることになるでしょう。
自然と深い話をすることになるため、その人と特別な関係になっていけるのです。
アドバイスがなくてもいいのです。
話を聞いてもらえるだけでも心が救われるでしょう。
たっぷり話をすれば「吐き出した感」が得られます。
気持ちのいい爽快感があり、ストレス発散になるでしょう。
不思議なことに、心が軽くなるだけで悩みも軽くなります。
外に悩みを吐き出すことで心に余裕が生まれるからです。
そして、誰かに吐き出したとき、運命の人と出会うチャンスにもなります。
人と接するのが苦手なら、本でもかまいません。
人生に迷ったときは、本屋に駆け込みましょう。
膨大な本を眺めていけば、今の自分にぴったりの本が見つかるに違いありません。
本との出会いであり、著者との出会いです。
心がぴんと反応した本をむさぼり読みましょう。
買ったらすぐ読み始めましょう。
買った直後に読むのが一番吸収できます。
救われる一言、元気が出る一言、癒される一言。
厳しい一言で目が覚めることもあれば、救われる言葉で癒されることもあります。
活字に触れているだけでも、心が落ち着いてくるはずです。
冷静な思考を取り戻せば、解決のヒントが見つかります。
その1冊が救いとなって、運命の出会いになることもあります。
人生に迷ったときこそ、1人で抱え込まず、誰かに助けを求めましょう。
「助けを求めるのはかっこ悪い」と考えないことです。
助けを求めるのは、私たち人間にとって自然な行動です。
1人で悩んでうまくいかないときは、誰かに相談したり頼ったりするものです。
助けを求めることも、大切な生きる力なのです。