「会わなければいけない」
そう思ったとき、残念ながら運命の出会いはありません。
「○○しなければいけない」という気持ちには、義務感が伴っています。
義務感の伴う出会いには期待しないほうがいいでしょう。
無理やり感があります。
好きという気持ちもありません。
どちらかというと嫌がっています。
義務感があることは、なかなか積極的になれません。
仕方なくしぶしぶ行うのは苦痛です。
「はいはい、会えばいいんでしょ」と、ふてくされた感じがあります。
消極的な気持ちで無理に会ったところで、いい出会いは期待できないでしょう。
嫌々した気持ちは、いつの間にか表に出ます。
義務感が伴うなら、最初から会わないほうが賢明です。
無理やりあってしまうと「義務なので仕方なく会いました」という感じになるため、失礼な態度になります。
相手の迷惑になるだけです。
失礼な態度があると、面倒なトラブルに発展する可能性もゼロではありません。
無理に会ってしまうと「出会うべきではなかった」と後悔するのがオチです。
「時間の無駄だった」とため息をつくことになるでしょう。
「会わなければいけない」というところに、運命の出会いはないのです。
運命の出会いはどこにあるのか。
「会いたい」というところに、運命の出会いがあります。
「○○したい」というのは自発的です。
義務があるわけでもなく、誰かにやらされるわけでもなく、自分の素直な欲求です。
積極的な気持ちがあるから、会ったときも、態度や表情が明るくなり、明るく話ができます。
自然と相手に集中できて、話もスムーズに吸収できます。
歓迎する気持ちがあれば、話を聞いたときも、スムーズに吸収できるでしょう。
自分が望む出会いには、素晴らしい未来が待っているでしょう。
「会いたい」というところにこそ、運命の出会いがあるのです。
会いに行こうとしているとき、心の声に耳を傾けてください。
「会わなければいけない」なのか「会いたい」なのかです。
「会わなければいけない」という声が聞こえるなら、無理に会ったところでいい出会いは期待できないでしょう。
心の声に従って、やめておくほうが賢明です。
「会いたい」という気持ちがあるなら、ゴーサインです。
きっと運命的な出会いを果たせるでしょう。
自分の心に正直になることです。
「会わなければいけない」というところに運命の出会いはありません。
「会いたい」というところに運命の出会いがあるのです。