話し上手になるのは難しい。
聞き上手になるのも難しい。
そんなときは、質問上手を目指してください。
会話をするときは、質問する癖をつけましょう。
面白いネタがなくてもかまいません。
相手を笑わせる必要もありません。
気になったことに興味を持って質問するだけでいいのです。
どんなに内気な性格の人でも、質問するくらいならできるはずです。
「質問するだけなんて意味がない」と思うなら誤解です。
質問することは、積極的に働きかけることの1つ。
相手に向かって、興味関心のボールを投げることになります。
質問すること自体が、積極的なアプローチになるため、内気な性格の改善につながります。
質問する癖をつけるには、相手の話に興味関心を持って聞くことが大切です。
ぼんやりしながら聞くのではなく、わくわくしながら聞きましょう。
興味関心を持って話を聞けば、自然と疑問点が見つかって質問したくなります。
質問することに、特別な才能は必要ありません。
気になったことを聞くだけでいいのです。
「それは何?」
「どういう意味?」
「何があったの?」
話の続きが知りたいときは「それからどうなったの?」と聞くだけでOKです。
もちろんプライバシーには配慮が必要ですが、質問そのものはどんどんしたほうがいい。
どんどん質問することは、どんどん会話を盛り上げることにつながります。
質問された相手にとっても「話に興味を持ってくれている」とわかるので、嬉しく楽しく話してくれるでしょう。
テレビで活躍する司会者やアナウンサーを思い出してください。
彼らは、質問が上手です。
次から次へと質問することで、話をつなげて、盛り上げていきます。
話し上手も聞き上手も難しいなら、質問上手を目指していきましょう。
上手な質問を考えるにはセンスが必要に思えますが、実は難しくありません。
上手に質問するには、コツがあります。
相手が努力していることや頑張っていることに注目してください。
相手はどんなことに励んでいるのか観察して、そこを質問します。
相手が努力していることや頑張っていることを質問すれば、おおむね外れることはないでしょう。
「よくぞ聞いてくれた!」と言わんばかりの表情で、たくさん話してくれるはずです。
「いいですね」「面白いですね」という前向きな相槌を打っていけば、話が止まらなくなるはずです。