内気な性格の人は、過去の失敗を引きずっている傾向があります。
過去に大きな失敗があると、頭から離れません。
大きな失敗をしたせいでこっぴどく怒られたり叱られたりした経験があると、精神的にひどく落ち込みます。
自分に自信が持てず、自己評価を下げてしまいます。
自己嫌悪になることも少なくありません。
「余計な行動をするのはやめよう」という考えが強くなります。
内向き思考の考え方が強くなり、結果として内気な性格になっていくのです。
しかし、過去の失敗にとらわれていても仕方ありません。
過去は過去です。
終わったことをいつまでも気に病んでいては、人生を前に進めることはできません。
心の傷だとしても、それを気にしたところで、何の役にも立ちません。
内気な性格がエスカレートするだけ。
「傷ついた」と思うから、余計に傷つきます。
暗い過去を引きずるのは悪影響しかありません。
「内気な性格だから忘れられない」とくよくよしていると、ますます過去にとらわれた生き方になります。
過去の失敗を引きずっていると、未来に向かう足かせになってしまうのです。
過去の失敗は、潔く忘れてしまいましょう。
「もう終わったこと。これからは前を向こう」
そう自分に言い聞かせ、気持ちを切り替えてください。
ネガティブモードのスイッチはオフにして、ポジティブモードのスイッチをオンにします。
反省さえすれば、潔く忘れてかまいません。
どうしても忘れられないなら「思い出」にすればいい。
過去の出来事の1つとして、心の奥にしまいましょう。
思い出に変えてしまえば、過去の失敗と折り合いをつけることができます。
笑いのネタにするのもいいでしょう。
「こんな大失敗をしたことがあるよ」と笑いのネタにすれば、会話も盛り上がります。
笑い飛ばせば、負の記憶も昇華されます。
過去を引きずるのはおしまいです。
過去にどんな失敗があろうと、しっかり振り切って、前を向いて進むようにしてください。
内気な性格の人は、意識的に前を向くことが大切です。