内気を改善するために必要なのは、自信が必要です。
大きな自信をつけることで、心が強くなり、内気な性格改善につながります。
では、自信をつけるためには何が必要なのか。
それは「得意分野」です。
あなたには「これだけは誰にも負けない」と呼べる得意分野はありますか。
内気な性格を改善するためには、能力の伸ばすことが有効です。
たくさんの能力を身につければ、できる範囲が広がります。
できることが多ければ、仕事の幅も広がって、評価されやすくなると感じるでしょう。
自分に自信がつき、自分の価値も上がったと感じ、内気な性格も改善されるように思われます。
内気な性格を改善したいなら、なおさら何でもできる人を目指すことが多いのではないでしょうか。
もちろん能力を伸ばすのはいいのですが、ここに落とし穴があります。
あれこれ手を伸ばすのは得策ではありません。
内気な性格を改善したい気持ちが強いと、つい欲が出て、あれこれ手を出したい衝動に駆られます。
人の資源には限りがあります。
時間もお金も体力も有限です。
無限にあるわけではない。
あれもこれも深めようとしていると、資源が分散され、どれも中途半端になります。
身につけている能力は多くても、中途半端な能力ばかりでは、なかなか自信に結びつきません。
「できることは多いが、だからといって優れているわけでもない」という状態になる。
かえって自信喪失を招き、内気な性格をエスカレートさせる可能性があります。
では、どうするか。
あれもこれも手を伸ばすのではありません。
まず得意分野を作りましょう。
1つでいいので「これだけは誰にも負けない」と呼べる何かを身につけるのです。
一芸に秀でるということです。
得意分野ができると、自分に自信がつきます。
「これだけは誰にも負けない」という得意分野が武器になり、自分を強くアピールできるようになります。
たとえば、スピーチやプレゼンです。
「スピーチなら誰にも負けない」
「プレゼンなら誰にも負けない」
限られた仕事ではありますが、得意なことなら堂々とできるでしょう。
もっと小さな仕事でもかまいません。
電話対応や資料作成でもいいのです。
「電話対応なら誰にも負けない」
「資料作成なら誰にも負けない」
これらも立派な得意分野と言えます。
聞き上手になるのもよし。
話し上手になるのもよし。
聞き上手や話し上手も、自信を持ってスムーズに行えるなら、得意分野です。
また、仕事に限らず、趣味であってもかまいません。
「このアニメなら、誰よりも詳しい」
「この漫画なら、誰よりも熱く語れる」
「このゲームなら、誰にも負けない」
仕事であろうと趣味であろうと何であろうと「得意」と呼べることなら何でもかまいません。
「世界一」を目指す必要はなく、あくまで「優秀」と呼べる程度でかまいません。
最終的に「これなら誰にも負けない」と呼べるレベルまで高めることができれば、理想的です。
得意分野を作ると、ほかの分野に波及する効果もあります。
1つの分野を極めると、その知識や技術は応用が利くようになり、ほかの分野でも生かせるようになるのです。
あれもこれも手を出すより、まず得意分野を作りましょう。
自分の適性を見極め、自分の資源を一点に集中させて、特定の能力を伸ばすことです。
得意分野が自信の軸になり、心の支えになります。
得意分野を作ると、内気な性格が改善するのです。