内気な性格は、自分で解決が可能です。
大切なのは「行動」「習慣」「考え方」です。
積極的な挨拶を心がけたり、運動を習慣にしたり、ポジティブな考え方を取り入れたりします。
行動・習慣・考え方を少しずつ変えていくことで、だんだん心が変化して、内気な性格が改善されていきます。
ところが、自分で解決するのが難しいケースもあります。
それは重度の場合です。
いくら内気な性格とはいえ、重度となれば、話は変わります。
単なる内気な性格で済めばいいですが、もし次のような特徴に心当たりがあれば、注意が必要です。
こうした事情に該当する項目が多いなら、それは単なる「性格の問題」ではなく「心の病」の可能性があります。
たとえば、パニック障害、社交不安障害、PTSDなどです。
心の病の場合、自己流で解決するのは注意が必要です。
自己流では遠回りをすることになって、改善に余計な時間がかかることがあります。
間違った方法をとれば、かえって悪化させてしまう可能性もゼロではありません。
「自分は大丈夫。医者には頼らない。絶対何とかする」
余計な意地を張っていると、ますます症状を悪化させてしまいます。
悪化すればするほど、完治に手間暇がかかるようになります。
意地やプライドなどあるのかもしれませんが、健康が最優先です。
放置していると、仕事に差し支える可能性もあります。
健康を第一に考えるなら、意地もプライドも捨てて、素直になることが大切です。
少なくとも日常生活に差し支えるようなレベルなら、自己流・自己解決には頼らず、医療機関を受診するのが賢明です。
心の病には、専門的な治療があります。
専門家による正しい処置で解決していくほうが、結果として早く解決するでしょう。
心の病に心当たりがあるなら、今すぐ心の専門家を受診しましょう。
助けが必要なときには、素直に助けを求めるのが正解です。
たっぷり話を聞いてもらいたいなら、カウンセリングに力を入れた医療機関がいいでしょう。
専門家が、一緒になって問題解決に取り組んでくれます。