寝る前には、極力食べることは避けるようにしましょう。
寝る前に食べてしまうと、太ってしまうだけでなく、胃や腸に残業をさせてしまうことになります。
たしかに食べた後は、少しずつ自然な眠気がやってきて、気持ちよく寝られます。
それは食べた物が胃に入り、消化活動のために血液が胃に集中し、脳に行き渡る血流量が減ってしまうため、脳が眠くなるのです。
しかし、脳が眠くなってしまっても、胃は一生懸命活動しています。
寝る前に食べることを避けるというのはよく耳にしますが、ダイエットのためだけではありません。
寝る前に食べてしまうと、胃や腸に対して残業を強いることになり、せっかくの休み時間に仕事をさせてしまうことになるからです。
いくら睡眠中に脳は寝ていても、胃や腸は中に食べ物が入ってくれば、それを消化するために一生懸命活動します。
残業が人間にとってつらいものであるように、胃や腸にとっても残業はつらいものなのです。
寝る前に大量に食べてしまうことは、これから休もうとしていた胃や腸に仕事をさせて余計に疲れさせてしまうことになるのです。
食べるなら、朝起きたときに食べることです。
朝なら疲れも取れていますから、胃や腸も活発に活動する準備ができています。
しかし、せっかくの睡眠中くらいは、胃や腸は休ませてあげないと、本当に休む時間がなくなります。
夜は自分の脳を休ませてあげるだけでなく、胃や腸にも休憩をさせてあげましょう。
胃や腸は、朝食に活動し、昼食に活動し、夕食にも活動しています。
そのうえ、寝る前にまで活動させては疲れきってしまい、かわいそうです。