同棲を成功に導くコツを1つ挙げるなら、何でしょうか。
それは、感謝することです。
どんなときにも「ありがとう」とお礼を伝えること。
基本的なことですが、最も大切な心がけです。
もちろん自分だけでなく、お互い心がけることが条件です。
「今さらお礼を言うほどでもない」
「いちいち言うのが面倒」
「言葉で言わなくても、心で伝わっている」
同棲を始めたころはきちんと感謝していても、長くなって慣れてくるにつれて、減っていく傾向があります。
しかし、どんなに慣れても、感謝だけは必要です。
同棲中は、とにかく感謝をする習慣だけは続けましょう。
料理を作ってもらったときも「ありがとう。おいしいよ」と感謝する。
部屋を掃除してもらったときも「ありがとう。きれいになったね」と感謝する。
洗濯物を洗ってくれたときも「ありがとう。助かった」と感謝する。
同じ発言の繰り返しになってもかまいません。
小さな家事にも「ありがとう」と感謝しましょう。
いつもされるのが当たり前になっていることなら「いつもありがとう」と言えるはずです。
感謝をするときは、淡々と言うのではなく、笑顔と感謝の気持ちを込めるのがポイントです。
感謝とは、ただお礼を伝えるだけではありません。
パートナーの能力と存在価値を認めることでもあります。
だから言われると、嬉しい。
パートナーが家事に疲れていても、あなたの「ありがとう」という一言があれば、報われた気持ちになるでしょう。
これを2人が忠実に実行できるなら、価値観や生活習慣に違いはあっても、同棲はうまくいきます。
同棲にマンネリや倦怠期が訪れたとしても、乗り切れます。
家事を感謝し合えるカップルは、同棲がうまくいくのです。