ワンルームでの同棲は、1人になれる場所がありません。
完全に1人になるなら、外出をする必要があります。
しかし、1人になれる場所は、自分の個室だけとは限りません。
あらためて室内を見回してみると、限られた空間ではありますが、ワンルームでも1人になれる場所が3つあります。
「トイレ」「浴室」「ベランダ・バルコニー」です。
ユニットバスの場合は、トイレと浴室を1つとして考えます。
どれも面積は狭く、快適とは言いがたい空間ですが、1人になれる場所として利用できます。
トイレは、1人になれる貴重な場所です。
適度な密室が心地よいと感じる人もいるでしょう。
1人になりたいとき、トイレに駆け込むのも悪くありません。
内側から鍵を閉めることができるので、急にドアを開けられる心配もありません。
用を足すだけの短い時間でも、貴重な1人の時間を楽しめるでしょう。
用を足すだけでなく、気持ちを落ち着かせたいときにトイレを利用するのも1つの選択肢です。
1人になれる場所として盲点なのは、浴室です。
同棲中でも、バスタイムは1人で楽しむのが一般的でしょう。
リラックスできる貴重な時間と場所です。
湯船に浸かったりシャワーを浴びたりなど、1人でのんびり過ごせば、自分を取り戻す時間になるはずです。
鼻歌を歌えば、よい気分転換になるでしょう。
入浴中に目をつぶってぼうっとすれば、瞑想の時間も楽しめます。
もし部屋にベランダやバルコニーがついているなら、1人になれる場所として活用できます。
いらいらしていても、外の空気を吸うことで、気持ちに余裕が出てくるでしょう。
部屋が2階以上なら、町の景色も楽しめるはずです。
ほんの数分間であっても、自分を取り戻す時間になるでしょう。
部屋探しの際、事情があってワンルームしか選べないなら、せめてベランダやバルコニーのある物件を選ぶのも悪くありません。